和光稲門会
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定時総会を開催しました
 2011年6月5日

 

 6月5日(日曜)、ホテルカデンツァ光が丘(東京都練馬区)のJ.CITYホールにて、約30名が参加して和光稲門会の定時総会が行われました。第1部が定時総会、第2部が松本武洋和光市長(和光稲門会顧問)の講演、そして第3部が懇親会という構成です。

 【第1部 定時総会】

 まず鈴木勲二会長があいさつ。「和光稲門会は埼玉県で26番目の稲門会。また和光市は都内への交通の利便性が良く、住環境の豊かな伝統あるふるさと。会員相互の親睦を深め、そして母校との連携を図りながら、地域の文化にも寄与していきたい。知性と活力と行動力を兼ね備えた稲門会へと進んでいこう」と呼びかけました。

 このあと、第1期の活動報告、会計報告、監査報告、2011年度の事業計画案および予算案が提起され、承認されました。

 次にご来賓として、早稲田大学地域担当副部長(学生部事務副部長)の斉藤鉄生様よりご祝辞をいただきました。3月11日に発生した東日本大震災の影響で、大学創立以来初めて卒業式・入学式とも中止という非常事態に直面したこと、現在、被災した学生の支援活動に取り組んでいることなど、大学の近況についてご報告がありました。「目の前で家や車が流されていった」と話す学生もいるとのこと。そして最後に「和光稲門会はいちばん新しい稲門会であり、いちばん元気のある稲門会。学生たちを卒業まで導いてあげるために、支援活動の元気の源になっていただきたい」と話されました。

   
 ▲あいさつを述べる鈴木勲二会長  ▲ご来賓の斉藤鉄生・早稲田大学地域担当副部長よりご祝辞

       
▲活動報告を行う加瀬昌之幹事長  ▲会計報告を行う荻原健会計   ▲監査報告を行う柴崎建治監事   ▲予算案を述べる荻原敏子会計  

【第2部 講演】

 和光稲門会顧問であり、和光市長でもある松本武洋氏より「和光市の市政について」と題してご講演をいただきました。「和光市はとても立地条件が良く、発展性・将来性のある街。みなさんといっしょに夢を持って、和光市を埼玉一の街にしたい」と語りました。

 
▲和光市長の松本武洋氏(和光稲門会顧問)が講演


 【第3部 懇親会】

 懇親会は、J.CITYホールからホテルカデンツァ光が丘の宴会場「アゼリア」に場所を移して開催。乾杯のご発声を、野木実・和光稲門会顧問よりいただいて懇親会がスタート。なごやかな雰囲気のなか、料理とグラスが彩るテーブルを囲み、会話に花が咲きました。途中、新入会員のみなさんの紹介があり、それぞれに「ワセダ愛」が語られました。

   
 ▲懇親会会場。ホテルカデンツァ光が丘の宴会場「アゼリア」 ▲野木実顧問の「乾杯」で懇親会スタート

 
   
▲参加した会員のみなさん。おいしい料理を楽しみながら、会話に花が咲きました。 

           
▲自己紹介する新入会員のみなさん。それぞれに「ワセダ愛」が語られました。

 盛り上がったのがビンゴゲーム。1等賞品は「復興の酒」。宮城県気仙沼市で創業100年を迎える株式会社男山本店のお酒であり、同社の菅原雅会長は気仙沼稲門会会長。東日本大震災で発生した津波により本社・直売店舗・資材倉庫が全壊する中、唯一残った酒蔵で震災翌日から、発酵途中のもろみと、貯蔵していたお酒の管理を始められたそうです。売上げの一部は校友会救援金を通じて、被災校友・被災学生の支援に活用されます。

 そのほか賞品はコースターや携帯ストラップなどなど、さまざまな早稲田グッズが用意され、「リーチ!」「ビンゴッ!」と意気あがる争奪戦に。なかなか当たらぬわが身の不運に、会場から「不良品だ」との声が。しかし、そこは進行役の加瀬久美子幹事が「不良品ではありません!不正は一切ありません!」と一喝。「○番です!」とボールの番号を読みあげるたび、歓声とため息が。

 
▲ビンゴゲームの司会進行は加瀬久美子幹事。西田千博幹事(左)が手にしているのが1等賞品「復興の酒」 

           
           
▲見事ビンゴで賞品をゲットした会員のみなさん。おめでとうございます。     


 懇親会の最後を飾ったのは、もちろん早稲田大学校歌。西田千博幹事が応援部さながらの指揮をとるや、集まった会員の熱唱が会場に響きました。

   

                                                             【文:背黒文宏/政経90年卒】


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