和光稲門会
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演劇博物館見学会&2016年新年会を開催しました
 2016年1月30日
 
 ▲今年も現役学生の皆さんが和光稲門会の新年会に来てくれました。力強く「都の西北」を斉唱。

 1月30日(土)、「演劇博物館見学会&2016年新年会」が開催されました。
参加者は以下の皆さんです。

【参加者】(23名、氏名音順・敬称略)
青木佳男/青柳仁士/新井昭夫/岩佐義春/牛窪熙子/宇波信吾/江口達也/加瀬久美子/
加瀬昌之/上川巌/慶田昭/笹平直敬/佐藤あけみ/佐藤茂喜/首藤正博/背黒文宏/
比企忠夫/久田辰夫/兵頭賢二/野木実/松本武洋/松本豊二/森山淳
【現役学生】(4名、氏名音順・敬称略)
秋元良太(政経3年)/川添新也(政経1年)/白神真実(文学部3年)/前田眸(社学2年)

 今回の新年会は、130()に早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(通称エンパク)を見学して、早稲田の高級洋食レストラン「高田牧舎」でのパーティーと、幹事の計らいで意義ある楽しい企画でした。
 
午後2時30分にエンパク前に18名で集合し、2組に分かれてボランティアの説明者に導かれ見学。私の場合、学生時代も卒業後も中に入ったことがなく初めての見学。
 我々の組を案内してくれたのは安斉令子さん。個性的な説明者でした(他の組は背の高い男性の渡辺さん)。現在のエンパク館長は岡室美奈子さんで、20134月に就任した初めての女性館長。1929年の初代館長から数えて8代目。安斉さんの「館長の方針でいろいろ変わりますから」との発言が意味深長に受け取られた。
 エンパクは、192810月に坪内逍遙博士が古稀の齢に達したのと、その半生を傾倒した「シェイクスピア全集」全40巻が完成したのを記念して、各界有志の協力により設立された。「良き演劇を作り出すには、内外古今の劇に関する資料を蒐集し整理し、これを比較研究することによって基礎を作る必要がある」と坪内逍遙は開館式で述べたと伝えられている。
 演劇に関する、台本、チラシ、ポスター、俳優の私物等数多くの資料が所蔵されている。多数あるため、所蔵物は時期を分けて展示するとのこと。坪内逍遙は1883年に東京大学文学部を卒業して、高田早苗に協力して早稲田大学の前身である東京専門学校の講師になり、後に早大教授になった。演劇に詳しくない私でも、映画のポスターは懐かしく眺められた。


 ▲演劇博物館1階。案内してくださったのは解説員の安斉令子さん(右端)。※写真撮影は1階のみ可。

   
▲演劇博物館(写真左)と坪内逍遥博士像。坪内像の差し出す手にふれると早稲田に合格できる(?)とか。 
   
▲演劇博物館見学を終えて冬のキャンパスを散策する参加者。かつてとは様変わりの母校が、時の流れを感じさせる。

 その後、高田牧舎で新年会。高田牧舎は1905年、日露戦争の最中にミルクホールとして創業。屋号は、初代店主藤田源太郎が高田町にあった牧舎の息子であったことに由来しているとのこと。蔦の絡まった、高級老舗洋食レストランで敷居が高く、学生時代に入ったことがあるかどうか記憶にない。吉永小百合の「斜陽のおもかげ」、大竹しのぶの「青春の門・自立編」の映画のロケの舞台になったとか。
 元気な学生4人を加え総勢275名での新年会を午後4時から開催。貸し切りの立食パーティーで、自由に移動ができて打ち解けた雰囲気での新年会。ミートローフ、海老フライがさすが美味しかった。パーティーの途中では加瀬幹事長が、和光市にある理研が新元素を発見した快挙について説明。日本で初めての命名権を取得したことなど、参加者は興味深く聞き入った。
 次いで、有志12名で、これも老舗の「葉隠」の2階の畳の部屋を借り切っての2次会。柔道部御用達の店で松本さんに仕切って頂く。刺身が新鮮だった。新井(筆者)も佐藤あけみさんも、昔も今も、良く利用している懐かしいお店。楽しい1日でした。 【文:新井昭夫/71年商卒】

   
▲慶田会長(左端)が開会のあいさつ。   ▲野木顧問(右から4人目)の音頭で「乾杯!」
   
▲会場の高田牧舎。おいしい洋風料理とお酒で大いに盛り上がりました。世代を越えた交流ができるのも、稲門会の魅力です。 
   
 ▲学生たちを紹介する司会の笹平幹事(左端)  ▲和光市長で和光稲門会顧問の松本さんもかけつけてくれました

 ▲川添新也さん(政経学部1年) ▲白神真実さん(文学部3年)   ▲秋元良太さん(政経学部3年)  ▲前田眸さん(社会科学部2年)

 
 ▲現役学生の元気な指揮で校歌「都の西北」斉唱
 
▲参加者全員で記念写真 
 
 ▲二次会も大いに盛り上がりました(お店は「葉隠」)


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