和光稲門会
会員コラム


 平成22年度 早稲田大学校友会・埼玉県支部大会に出席して
佐藤茂喜/副会長(58年法卒)

 
 ▲中央が鎌田新総長、左が加瀬幹事長、右が筆者

 平成22年11月13日(土)上尾市の「むさしのグランドホテル」において上尾稲門会の主管により本年度の埼玉県支部大会(校友会創立125周年記念大会)が開催され、わが和光稲門会からは鈴木会長、栗原・佐藤両副会長及び加瀬幹事長の4名が参加した。県下29地域稲門会及び職域稲門会(県庁、県議会、埼玉りそな銀行)の会員等、計277名が参加する大きな大会であった。

 この大会で登壇された方の中で白眉とも言うべき方は、校友会会長でもある新任早々の鎌田薫総長であり、もう一人は、奥島孝康先々代総長であった。

 この11月5日に就任されたばかりの第16代総長の鎌田薫氏は、白皙長身の早稲田では久しくお目に掛かれなかったハンサムな民法の権威であり、奥島、白井歴代総長と共に早稲田大学内部の革新とグローバル化に尽力され又リードされてきた闘士でもある。新総長のご講演でも「早稲田大学はわが国と世界のリーダー役を担うに足りる人材を養成する」ことを力説され、早稲田マンの特色である多様性と活力を更に一層活かして行きたいと強調され、新総長に掛けるわれわれ校友の期待を大きく膨らませたご挨拶であった。

 次に登壇された奥島孝康第14代総長の「早稲田大学の可能性」と題する記念講演は、早稲田大学の創立時の理念に立ち戻り、知性と野性と行動力を兼ね備えた、グローバルに活躍し、社会のリーダーたり得る優れた人材を養成するために、学内の教員等の意識と組織の改革、教育内容の革新等に邁進した総長時代の活動を披瀝され、世界と日本の進展に貢献しうる早稲田大学の洋々たる可能性を先生独特のユーモアを交えつつ力説され、満場の校友に多大の感銘を与えられた。

 午後5時から始まった懇親パーティーでは、東京稲門グリークラブによる早稲田の第二校歌とも言うべき「人生劇場」を5番まで斉唱し、満場の拍手喝采を浴びた。また今年新設の和光・志木・朝霞・新座・富士見・蓮田白岡の6稲門会の会長又は副会長が登壇して紹介された。 懇談会は、大学の応援部員の指揮の下、声高らかに校歌を斉唱して大盛会裡に閉幕となった。

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